裏庭

一次創作個人サイト:空架図書館の裏庭

空架図書館について【創作話】

※この記事はFANBOXに載せていた記事の加筆修正版です(FANBOXは削除済)

サイトにまとまりなく長々と載せるのは嫌だけどオリキャラについて話す場所は欲しい兼メモ代わりシリーズ。

 

空架図書館について

個人サイト名でもあり、創作の今のメインでもあります↓

kukalib.art

読みはそのまま「くうかとしょかん」。

 

 

◆タイトル

いつも空架図書館としか言っていないですが正式タイトルは「見えない月の名付け方。」。

「優しい世界の作り方。」が元々のタイトルで長年それを使っていましたが、今回公開するにあたって検索かけたら既に商業作品で同じタイトルがありましたので変更。フィーリングで変えたので深い意味はありません。日が浅いのでまだしっくりきていない。
誰かが忘れて捨ててしまった見えない物語にもう一度名前を、みたいな雰囲気。伝わらない。

 

◆空架図書館について

〇年前のいにしえの設定画があったので掲載。

話を作る能力がないので構想が中学生時代から何一つ変わっていません。

(画像自体は大学生の時のもの)

 

この館長マグヌスがハルナに代替わりしたのが今。

 

忘れられた物語って、作者や読者の記憶を離れてどこに行ってしまったんだろう?という考えがきっかけです。

 

ここからはキャラの話。

 

 

◆トワ&フロル


【誕生の話】
個人サイトを作成するにあたって看板娘みたいな子を作ろう、看板娘作るなら看板息子も欲しいで作成。強欲。

サイトのプロフィールを見ていただくと分かりますが、左(フロル)が少年です。

空架図書館の気まぐれさんによって作られた、彼女の分身、あるいは子のようなもの。2人はお互いきょうだいでも恋人でももうひとりの自分でもないが、そのどれにもあてはまるようなもの。といった感じで人間ではないです。

 

【名前の話】
トワは基本的にエトワール(星)のトワ。綴りとしてはフランス語の二人称(あなた)のトワ(toi)。永遠のトワでもいいかもしれない。
フロルはそのまま花の意味しかないのですが、響きが気に入っているのでこれが1番だと思っています。元々はロシェという名前でした。

 

【デザイン】

花・星・月!白黒!みたいな感じです。単純。
フロルは少年ベースですがあの格好が好きなのでフリルとワンピース。でも格好が好きなだけで他は全部男の子です。女装したい、とかこれがオレのアイデンティティ!とか強い信念を持っているというわけでもなく普通に着ています。明日はメンズ服を着ているかもしれない。それくらいのノリ。
特に咎めるヒトもあの場所にはいないので、のびのびしています。

トワの髪とふとももはいくら盛ってもいいみたいな描き方をしてしまいましたが実際の髪は基本腰ぐらい。でも自由に長さ変えられそう。

 

【その他】

気まぐれさんにより自由な目で世界を見てほしい、との思いでまっさらなまま2人は生み出されました。

今は館長たちのお手伝いをしつつのんびり平和に、たまに戦闘もしながら仲良く過ごしています。2人ともハルナよりも割り切りがいいのでとても悩むことはなさそう…。

 


◆マグヌス&ハルナ

【誕生の話】

両者ともに昔からいた創作キャラクターの未来の姿です。

マグヌスは小学生、ハルナは高校生の頃に作ったキャラ。

2人は古参な分設定が長いので分けます。

 

ハルナ

十二支擬人化、箱庭草子からのキャラクターです。サイトにもメインコンテンツの一つとしてそのまま置いています。

箱庭草子では自分は何者か、何処から来たのかわからない猫の役。箱庭では春無ではるなと名乗っている。

そして黒幕のようなもの。彼が箱庭草子での役割を終えすべてを思い出し、図書館に帰ったのが今の姿。

 

【名前の話】
「無」とか名前に入ってるとカッコよくない?という永遠のちゅうにびょうが発症。
そのあと名前から設定が出来上がっていきました。そのお話は十二支擬人化の方で春無が出たときにまたします。


【デザイン】

そのままで猫っぽく、です。黒猫。今も油断すると尻尾が出る。
いかにも「洋」な服やかっちりした服が似合わなかったので図書館ではギリギリ偉そうな感じを狙いましたがあれでいいかは不明。

 

【その他】
多分空架図書館で一番人間の心をもったキャラ(人間ではないけど)。

図書館の理不尽さに今一番振り回されている。

多分誰よりも悩んで苦しむ羽目になるんだろうと思いつつ、それが彼の業なのでまあ頑張ってねという感じ。

 

マグヌス

さすがに小学生の頃の絵は出てきませんが2016年の絵は出てきた。初期デザインはこんな感じ。どうやってまとめているんだろうこの髪型。

誕生日は9月23日、人間だったころの血液型はAB型だそうです(中学生の頃のノートより)。体重は機械人形の為121㎏と重いです。
ちなみに人間だったころの名前はリコリス。古参は設定が多い。

絵の通りChronicleという物語の敵キャラクター。その後空架図書館の元となる構想を練ってからはそこの館長に、と大きく変わらないままここまで来ています。
あと嫁(?)がいる。
といっても彼は人形なのでプラトニックな恋愛で、結婚もしているわけではないので特殊…。
ハルナもマグヌスも大切な相手はとうの昔にこの世を去っていますがもう恋愛はしないだろうなと。一途であってほしい、というのもありますが今の役目を考えるととてもじゃないけどその気にならないだろう。

 

【名前の話】
13世紀の思想家、アルベルトゥス・マグヌスから。音の響きでつけました。

「自由に動き、質問に答える機械人間を作成した」という怪しい話が残っていてマグヌスが自動人形なのはそこから。まあこの機械人間、意味不明なことを喋り弟子に壊されるオチがついているんですが。
小学生の頃お話を読んでくれていた友人からは名前が言いづらいと言われました。確かに。というか小学生の頃こんなに真面目に名前考えていたんだ(他人事)。

今の方が適当。

 

【デザイン】
小学生のこの頃、自分の中で黒髪赤目ブーム。

あと性格は比較的クールなのに髪型は元気系(?)だといいよね、で髪が跳ね、武器は何故かクナイ。弟からは世界観を統一しろと言われた記憶がある。
今のデザインはあまり留めていない髪留めと服装のシルエットは残しつつ、元館長っぽくかっちりした服に。

そもそも首の詰まった露出の少ない服が好き。

 

【その他】
一冊一冊の本が確かな世界であるとはいえ、マグヌスにとっては日々の仕事。犠牲があっても、どんなバッドエンドであっても、面白いものが作れたら嬉しいのは確かで、愛着もわいてくる。またそれを何百年何千年と繰り返せば、心も慣れきってしまうだろうなと思いました。

なのでまだ慣れきっていないハルナに交代しようかな、と思い今に至る。

実際私も沢山の没作品を忘れて今の創作があります。それでも出来るだけ拾っていきたいと思ってはいるのですが、そういう考えの方が特殊で非効率的なのかもしれない。

拾い切れていない本当に忘れてしまったものもいくつかあるんだろうな。

ただマグヌス、完全に引退するつもりは全くなく割と元気に仕事しているので思うところはありつつもメンタルは強いです。学生の頃は悩める青年の気持ちで動かしていたけど、今はメンタルおじいちゃん。実際数千歳のおじいちゃんだしいいか。

ハルナの親のようなものなので見守る形で引き継ぎをしています。

トワとフロルに対しては…孫??お菓子とご飯のつまみぐい以外にはあまあまなおじいちゃん(機械人形)。

 

そんな感じで今回の創作話は以上となります。こういう記事は自分が1番楽しい。
それではお付き合いいただきありがとうございました。